特に所得税・住民税が節税でき、また有利な相続税対策にもなります。マンションを購入した初年度は、購入にかかった諸費用と減価償却費を計上します。2年目以降は、そのうちの減価償却費等が毎年計上されることになります。このため、マンション経営における年間収支は多くの場合、あくまで税務計算上の数字では大きな赤字になります。この赤字は給与所得と通算することができるので、不動産をマイナスして確定申告すれば、所得税・住民税を大幅に減らす事が出来るのです。また、相続税対策についても、現金や証券などの金融資産は100であれば100と評価されますが、マンションの場合評価額は60%程度に圧縮され、相続税額が少なく算定されることになるのです。